ソローキンの見た桜
2020-10-17


和歌山市個別学習塾 咲花の藤田です。

土曜日なので私の趣味の「映画」についてお話しますネ。

今日は、昨年鑑賞した映画「ソローニンの見た桜」についてお話したいとおもいます。

時は、日露戦争時の捕虜収容所で起こったロシア人少尉と看護師「ゆい」の恋愛物語です。
明治の時代の”ロミオとジュリエット”を彷彿させる映画です。

日露戦争時の愛媛県松山市、ロシア兵捕虜収容所。傷ついたロシア兵捕虜の看護にあたっていたゆいは戦争で兄を亡くしたため、心の奥底ではロシア兵を許すことができなかった。そんな思いを知ったロシア軍少尉ソローキンは、いつかその悲しみを取り除いてあげたいと心から願っていた。
やがて2人は敵国同士という立場でありながら、次第に惹かれあっていく。
日本はハーグ条約を遵守し、ロシア兵捕虜はアルコールの購入や外出などの自由が許されていた。
この捕虜収容所の場面がとても興味深いです。
収容された人達と、地元の人々が心を通わせあって過ごす日々はほのぼのとしています。
捕虜というとすごく暗いイメージがありますがとても自由にふるまうことができておもしろいですヨ!

兄弟を戦争で亡くしたゆいは、ソローキンを憎みながらもいつしか惹かれ、愛し合う。
だがソローキンが捕虜になったのはある密命のためだった。ロシア革命に参加する為、
収容所を脱走しロシアへ帰ることにしたソローキンは、ゆいも一緒に連れて帰ろうとするが・・。

画面全体にゆっくりした時間が流れていて何かオブラートに包まれたような光の演出が、心地よいです。ヒロインの阿部 純子さんの透明感のある女性にひとめぼれしました。
オススメです!。

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